テンニース
以前、経営学をかじったことがあり、ふと、テンニースを思い出す。
ゲマインシャフトとゲゼルシャフト。
誰もが目にしたことのある、何てことはない用語だ。
ゲマインシャフトとは、人間の本来備わる本質意志(=欲求や習慣などに関連した自然発生的な意志)によって結合する有機的な共同社会を意味する。
ゲゼルシャフトとは、選択意志(=打算的で合理的な選択に関連し人為的に生成された意志)に基づき、人間がある目的達成のため作為的に形成した機械的な結合を意味する。
具体的には、愛着や信頼などにより親密な人間関係が維持されている家族、村落などはゲマインシャフト、お金を儲ける目的など故意に、人為的・機械的に作るような結合である大都市や国民国家などはゲゼルシャフトに分類される。
我がゆめみ塾はどちらであろうか。
ふと、なつかしさとともに、そんなことを思う夜があってもいい。
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