なぜオリジナルテキスト?
いつもお世話になっている全力塾さんの金子先生の記事。どの塾も定義が曖昧で意味をなしていない「わかる」とはどういうことなのかを明確に示してくれている。こうしたことができるのは、金子先生だけかも。有料にすべきなほどに読む価値のある内容。
さて、この記事を読み、気付いたことがある。
それは、ゆめみ塾が講義でオリジナルテキストを作成して使用する理由である。
先の記事にて金子先生が指摘されていることではあるが、わかるようになるためにはわからなくなった箇所まで戻る必要がある。
しかし、わからなくなった箇所は人それぞれで、集団授業でわからなくなった箇所に戻るのは困難、いや不可能である。
では、どうするか?
答えは単純。全員、これまでの積み重ねをすべて壊し、ゼロから作り直せばよい。
もちろん、今までと同じ視点でやっても意味がない。別の視点を採用する。それは、文章を読み書きするという視点で英語を捉え直すということだ。
既存の英語学習は、単語・熟語、文法・語法、長文と別個に扱われている。これを、必要な単語や熟語を用いた例文を採用し、文法問題のみならず長文読解問題に応用できるように文法・語法を捉え直して学習する。そんなことを実践するには、オリジナルでテキストを作るしかない。こうしたテキストと私による管理が、成績を上げたり第一志望の大さ学に合格するために、ブレないベクトルで英語を学ぶには必要条件であるのだ。
例えば、ゆめみ塾は、文型を5つではなく7つに設定している。長文読解に応用するだめだ。完了相を基本時制に対する理由や対比として指導している。長文読解に応用するだめだ。
現状の学力範囲で何とかしようとし、「行きたい」大学ではなく「行ける」大学に進学しようとする高校生が多い上越という地域、つまり、わからないままでいようとする思考の高校生ばかりの地域で、真に「わかる」ようになる高校生を一人でも多くするために今後も指導したい。
最後に、今まで本能的にやっていたことの理由が、金子先生のおかげで明確に文章化できた。何かと心配して、折にふれて声をかけに来てくれる金子先生に改めて感謝したい。
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